三木谷浩史

三木谷浩史は1965年神戸大学名誉教授の三木谷良一の息子として兵庫県に生れた。

小学生の頃、父がハーバード大学、スタンフォード大学留学の為に渡米し、海外での生活を経験する。

1988年一橋大学商学部をを卒業後日本興業銀行に入社、1991年にはキャリアアップの為にハーバード大学経営大学院に留学し、93年にMBAを取得する。帰国後、日本興業銀行の業務に戻り本店企業金融開発部にてメディア関連のM&Aを担当する。

1995年、三木谷30歳の時興銀を退職し、コンサルティング会社クリムゾングループを設立する。ソフトバンクによるコムデックスやジフデービスエクスポの買収、衛星多チャンネル放送Direc TV Japanプロジェクトなど、大型案件のファイナンシャルアドバイザーを努める。

そして1997年、楽天の前身となるエム・ディー・エムを設立し、当初は三木谷自身が自分の足で顧客を開拓するが、ほどなく楽天ショッピング・楽天オークション・楽天フリマなどを展開が軌道にのり、日本最大のオンラインショッピングサイトの地位を築く。

2000年に店頭公開。その後もポータルサイトのインフォシークの買収、楽天ブック、楽天トラベルなど次々で事業を拡大している。2005年TBSの株式を大量取得し経営統合を試みるが頓挫、今は業務提携を進めようとしている。