酢の飲み方

最近、新聞や雑誌などでドリンク酢の広告をよく見かけるようになった。お酢は古くから使用されており、古代ギリシャではヒポクラテスがお酢の抗菌作用に着目し、医薬品の替わりに使用していたそうである。古代エジプトのクレオパトラは美容のためにお酢を愛用していたとも言われている。

お酢には発汗作用、腎機能アップ、肝機能アップ、疲労回復、食欲増進、代謝促進などの効果がある。例えば、酸味の強い果物やお酢には酢酸をはじめとする有機酸が多く含まれ、その有機酸が疲労の原因となる物質の分解を促進するので、疲れがとれるのである。

お酢は酢の物などにして食べるよりもドリンクとして飲むほうが健康には効果的である。1日30ccを目安として飲むのが良いとされている。しかしながらお酢はそのままでは非常に飲みにくいので、水、お湯、ジュースなどで５倍から10倍程度に薄めるのが飲みやすい飲み方。

オリジナルのドリンク酢を作るのも楽しいかも。お好みのフルーツをお酢に１～２週間程度漬け込んでおくだけで簡単にドリンク酢を作ることができる。さらに、飲み方はお好みに応じてハチミツを加えたり、滋養強壮にニンニクなどを漬け込んでもオーケー。